図3.1-27は、タンカー模型を使ってプロペラ逆転時の横力Yと回頭モーメントNの無次元値
を後進発令時の前進係数JP=U/nPで整理したものである[8]。ここで、ρωは流体密度、nはプロペラ回転数、Dはプロペラ直径である。左がタンカー船型、右がコンテナ船型の場合の実験結果である。タンカーの場合、発令時の前進係数によって異なる方向に船首偏向していることがわかる。 (8) 逆転停止性能を表す公式 谷博士は簡略化された運動方程式を使って逆転停止性能を表す公式を導いたが、最近、芳村は次のような公式を得ている[7]。
を後進発令時の前進係数JP=U/nPで整理したものである[8]。ここで、ρωは流体密度、nはプロペラ回転数、Dはプロペラ直径である。左がタンカー船型、右がコンテナ船型の場合の実験結果である。タンカーの場合、発令時の前進係数によって異なる方向に船首偏向していることがわかる。
(8) 逆転停止性能を表す公式
谷博士は簡略化された運動方程式を使って逆転停止性能を表す公式を導いたが、最近、芳村は次のような公式を得ている[7]。
前ページ 目次へ 次ページ