SEMPプログラム・マニュアルの開発
先ず最初に、以前にパラゴンにより開発されたSEMPを実行するためのシステムを活用した(参照2)。この計画は、SEMPの要素及び要件が特定の現場によって決まる(Site-specific)かどうかを基礎にして分類されることを認識している。現場によって決まらない要件の大部分は、その会社のSEMPプログラムに従う全ての施設に適用されるSEMPマニュアルの中で開発され、維持される。さらに、安全作業心得は、全ての施設について有効であり、以下に詳しく述べるように、包括的な社内全体のマニュアルの中に含むことができる。また、特定の現場によって決められる要件は、SEMPプログラムによってカバーされる施設個々に準備されなければならない。
テイラーSEMPマニュアルはテイラーSEMPプログラムの開発と実行のための管理プランである。このSEMPマニュアルは、参照2に述べられる包括的なマニュアルをもとに開発された。この包括的なマニュアルの中でテイラーは、如何に各々のSEMP要素が位置付けられ、何が行われ、どこに記録が保存され、そして、誰が各々の項目に責任を負うのかを定義している。表1はSEMPマニュアルの目次を示す。