日本財団 図書館


3. 高校教諭の参加者感想文

新垣 ゆう子 沖縄県立本部高校

とにかく、時間が短かった。できれば長期で一つの研究を見てみたいと思う。(研究のじゃまになりそうなので、少しむりかもしれませんが)

 

小野 修助 宮崎県立部城東高校

最新、最先端の海洋の情報に関する機会を与えて下さったことに、深く感謝致します。また、職員、研究者の方々の人に対する接し方についてもたいへん親切で、公平であり、さすがに都会は違うと思いました。

私自身のことについて述べさせてもらうならば、桜島の大正溶岩地帯の潮下帯に生息するマメスナギンチャクについての生態調査を1982年から続けていて、方法論に関する質問をもう少ししたかった様に思います。

結論についていうならばパーフェクトであり、各論についていうならば時間が少々不足していたのかもしれません。時間が許すならばベントスについてのディスカッションをしたかったと思います。高校の教師といえども研究を継続(できる範囲内で)している者もいるわけで、めったに会う機会がない第一線の研究者の話す機会がもう少しあってもよかったのではないのでしょうか。

ダイビング実習にあっては、まったく泳げない人でもSCUBAがわずか1時間でできるのかという指導力驚きでした。私もここで徹底的に訓練して欲しいと切に思いました。たいへん有意義な4日間でした。宮崎に帰ってここで学んだことを生徒達に伝え少しでも「理科嫌い」、「理科離れ」を防ごうと考えております。ありがとうございました。

 

嘉数 修 沖縄県立宮古高校

このプログラムに参加してたいへん多くのことを学びました。この様な研究施設(しかも世界一流の)を開放して下さった竹内先生をはじめとするセンター職員の皆様に感謝します。この体験は97年夏のとても大きな収穫になりました。これ程の内容ならば、生徒を連れてくるんだったと今非常に残念です。慌てて参加したものですから学級事務(学期末でしたから)に紛れてしまいました。予算の都合等大変だとは思いますが向学心ある若い人々に夢と将来の展望を聞くこのプログラムを出来るかぎり続けられて下さい。

特に良かった点は◎部屋でタバコが吸えなかったので吸わない私は助かりました。

?テーマに沿った内容で講師の話がなされていてOHPや実験装置、VTRなど、教材を用いて準備して講義となさっているんだなと感じました。

?時間の設定(朝・夕)に余裕があって、研修員同士のコミュニケーションも十分にとることが出来ました。同じ九州地区ですので、これからもいろいろ情報交換できると思います。友人ができました。

?スキューバまで、体験できるとは思いませんでした。各都道府県の猛者たちがここでいじめに合うと聞いて、びっくりしたのですが殺されるどころか素晴らしい体験ができて少し視野が広がりました。ありがとうございました。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION