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7. 開催の経緯と成果の概要

生徒を対象とした本年度の「マリンサイエンス・スクール」は、大分、宮崎、鹿児島及び沖縄県に所在する305校の高校生、高専生を対象に実施することとなった。そのため、参加者の募集は上記の同地区の教諭の募集と同時に行なった。約1ケ月半にわたり募集を行なったところ締切日までに13校から30名の応募があったため、作文審査により24名を選抜し、その後日本財団との調整により、審査で選抜された24名全員を受け入れて実施することとなった。カリキュラムは教諭のものとほぼ同じであったが、その内容については、講師並びに実技・実習の担当者が前回の経験を踏まえて、あらかじめ咀嚼した内容の資料を作成してくれたため彼らの理解力も高まり、教諭たちと同様に多くの質問が行なわれた。カリキュラム全般を通して最も好評を博したのは、終了後のアンケート調査及び感想文に書かれていた「高圧環境体験」や「体験潜水」など、実技・実習といった内容であった。

 

 

 

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