陸上部でのレール間隔は、基本的には土質条件とレールの本数によって異なる。また、レール基礎の構造も土質条件やレールの本数によって異なり、抗基礎や直接基礎(ベタ基礎)となる。
また、台車輪荷重が50〜100(KN/1輪)と比較的小さい場合には、基礎を軌道ごとに設けるような構造も考えられるが、そのような場合には、基礎と基礎をつなぐような部材(つなぎ梁)を設けた方がよいだろう。
レールの据え付けは、コンクリート基礎の溝に設置する場合と、水平なコンクリート基礎上面に直接設置する場合がある。レールを溝に設置する場合で、ゴミ等で溝が埋まるような時には、ウォータージェット等を用いて清掃するのがよい。(図-10)