2-2 被験者からのコメントと総合評価
被験者からの主なコメントは以下のとおり
○横位置においた注意ブロックの位置はもう少し手前の方がよい
○注意ブロックの突起は、もう少し間隔のあいたものでないと足裏で判断しにくい
○情報ポスト周囲の警告ブロックはあまり意味がない
○触知図の設置高さは、今回の被験者にとっては適当である
○音声ボタンの位置は接客面の左肩隅がよい
○ぶつかった場合の安全性に十分配慮する
○視覚障害者にとってはまず音声での情報が欲しい、その次に点字による情報である
○視覚障害者にとって人的対応が最も適当である
総合的な評価としては、現在の視覚障害者に対する情報提供がない状況を考えれば、一つの提案であるので、より改良を加え実用化して欲しい装置だとのことであった。