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まえがき

 

この報告書は、アメニティターミナルにおける旅客案内サインの研究の平成9年度報告書である「交通拠点のサインシステム計画ガイドブック〜鉄道ターミナル駅を例とした人にやさしい情報提供の考え方と計画手法〜」(以下本編)に別添する資料集である。

この研究は平成7年度から3ヶ年にわたり継続的に実施され、それぞれの年度毎に報告書をまとめてきたが、最終年度である本年度は、3ヶ年の成果をガイドブックとして編集して広く関係者に配付することとしたたため、本編に収録しきれなかった検討詳細及び実験・調査等のデータを資料集としてまとめることとした。

この資料集は次のような構成となっている。第1章には、視覚案内システムの計画手法の設計標準(本編に収録)をまとめるために横浜ターミナル駅をモデルとしてシミュレーションを行った検討成果図書を収録した。第2章は本年度実施した実験について、視覚案内の視認性を確認するための実験と、音声・触覚案内における仮説的な試案の有効性を確認するための実験をまとめている。第3章には、本年度実施した現状調査として国内のサインシステム事例の調査概要を収録した。

 

平成10年3月

交通エコロジー・モビリティ財団

 

 

 

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