みんなが笑顔で暮らせる
21世紀がいいな。
そのために、高齢者や障害のある方々にやさしい交通の整備と、
地球の環境保全のお手伝いをしています。
21世紀を目前にひかえたいま、わたしたちのまわりにはさまざまな問題が顔をのぞかせています。なかでも高齢化社会への対応は、わが国の緊急課題といえるでしょう。
2015年には65才以上の高齢者が、なんと全人口の4分の1以上を占めると言われており、その時代は確実に訪れようとしています。
あわせて、身体障害者の方々の数も現在約300万人にのぼっており、高齢者や障害のある方々が社会生活を営むためには、より安全で、快適な交通の整備、実現が強く望まれています。
もうひとつの大きな課題が地球環境問題です。近年、石油など化石燃料の世界的規模での消費により、二酸化炭素(CO2)などの大気中濃度が増大。地球全体をおおうことで、温暖化現象など、さまざまな環境変化と、それによる悪影響が予想されています。
車から出る二酸化炭素も、温暖化をすすめる大きな要因の一つです。
このかけがえのない地球をわたしたちの子孫に引き継いでいくため、交通部門においても温暖化防止などの環境保全は極めて重要な課題です。
また、地球時代を迎え、世界の各地域あるいは住民による国際交流が一層活発化するものと見込まれており、それへの適切な対応及び支援の必要性も高まっております。
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