日本財団 図書館


低床化の中で今回大きな変更になったところについて説明します。前頁の図はフロントアクスル、フロントサスペンションということで前輪の部分でございますが、左側のほうにあります正面視を見てもらうとわかりますが、通路幅を820ミリ取るために、センタードロップ式アクスルI型ビームと書いてありますが、アクスルを下に下げ、黒のところがエアスプリングで空気ばねになっているんですが、それを左右に広げて、ワイドエアサスペンションにして床を下げております。

046-1.gif

上の図がリアアクスルのところでございます。後輪のところです。リアアクスルとリヤサスペンションを示しております。これは左側の正面図で、通路のところがわかるかと思いますが、通路幅をできるだけ大きく取るためにセンタードロップ式アクスルを採用いたしております。

上のほうに説明がありますが、センタードロップ式リアアクスルでデフ位置は右305ミリオフセットと書いていますが、今までの3社の車と当社の車が違うところは、車両も含めましてできるだけ低価格で提供したいということでエンジンを標準車と同じ縦置きに置いております。ということで、リヤ扉までフラット化をするために、エンジンを標準車に対しまして右側に305ミリオフセットして搭載しております。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION