代への影響が大きい問題であります。21世紀以降、私たち人類が健康で豊かな生活を維持していくために真剣に考えなければならない問題であります。
我が国のエネルギー消費は増加傾向にございますけれども、産業部門でのCO2 、これの排出抑制についてはすでに先進的な取り組みもなされておりますので、シェアを伸ばしております運輸部門が厳しい選択を迫られるであろうと考えているところでございます。この問題の重要性について理解を深め、会議を成功させることは、議長国国民としての責任でもございます。
本日のフォーラムでは環境問題について専門的にご研究をなさっていらっしゃる方からのご講演、あるいは環境問題に関わる具体的な取り組みの事例のご報告などを通じまして、地球環境に調和した運輸のあり方、そしてまた私たちがその実現のためになすべきことなどについてご理解を深めていただけるものと思っております。最後にこのフォーラム開催にあたりましてご協力いただきました関係各位の皆様方に厚く御礼を申し上げまして私のご挨拶といたします。
来賓挨拶
中国経済連合会会長 多田 公熙
本日は「地球環境フォーラムin HIROSHIMA」にお招きいただきましてご挨拶を申し上げる機会を得ましたことを大変ありがたく思っております。厚く御礼を申し上げます。
