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パプアニューギニア(1)、フィリピン(4)、韓国(1)、サモア(2)、ベトナム(2)。

5)会場: Sino-Danish Biomedical Training Center

・研修の場として中国が選ばれたのは、同国では世界銀行支援のDOTS戦略による結核対策で極めてよい成績が得られており、参加者にDOTSを現場を紹介し、また実地研修を行うために適切であったことが主な理由である。

・当センターは、北京市郊外に位置し、1982年中国・デンマーク政府の合意で発足。国内外の学術、技術、行政の専門家に対する研修を目的とした施設である。

6)共催等:

本事業は、WPROと本会の協力のもと、中国国立結核管理センターの支援を得て行われた。

7)運営:

本事業の実施にあたっては、WPROとの綿密な協議のもとに、本会がWPROが立案し作成するプログラム、に随時助言を与える形で進められた。

WPRO側の事業運営担当者は、Dr. Dong-?1 Ahn (Medical officer, Tuberculosis, WPRO)。

その他、現地では顧問として、Dr. Roland Farrugiaが一貫して研修生の指導にあたった。

本会からは、講師として島尾忠男(会長)・須知雅史(結核研究所国際協力部企画調査科長)が、事務員として渡邉知巳・久保田登子(本部事業部)が派遣された。

 

3. ワークショップの目的と構成

 

「結核プログラム運営研修会」の目的と構成は下記のとおりであるが、ワークショップは、このうちの1週目:「結核対策の基本概念を学ぶ」ための研修であり、主に講義形式で進められた。

内容としては、特にWHOが提唱しているDOTS(直接監視下短期化学療法)戦略のNTPへの導入に重点がおかれた。

 

1)目的

(1)結核対策の基本概念、戦略を学ぶ

(2)NTPとDOTS戦略の最新の運用技術を、WHO研修モジュール[資料4]に

 

 

 

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