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地方だより

揃いのハッピ・制服姿で火の用心

愛媛県・八幡浜地区(事)

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秋季火災予防運動行事の一環として、当地区管内8地区で幼年・少年消防クラブ員合同(参加人員約800名)による防火宣伝パレードを実施しました。パレードでは消防車両を先頭に、かわいいハッピ姿の幼稚園、保育園の幼年消防クラブ員が、「火の用心」と書かれた防火風船を手に、続いて制服姿の少年消防クラブ員が拍子木を叩いて、「火の用心」と声高らかに呼びかけました。その後には、小学校音楽部による鼓笛演奏、バトン部による演技と続き、消防署員扮するアンパンマンと消防車両が最後尾につけ、防火チラシ、風船を配布しました。街頭では、地区住民からの声援を受け、最後まで元気よくパレードすることができました。又、園児の父兄もカメラ、ビデオを片手に一緒に歩いていただいたりと、約1時間のパレードでしたが、大盛況の内に終了することができました。このパレードにより、地域住民に対して火災予防運動の意識づけや、防火・防災に関する意識の高揚が図られ、火災減少につながることと強く感じました。

 

元気いっぱい『火の用心!』

長崎県・佐世保市消防局

佐世保市消防局では、秋季火災予防運動の一環として、平成9年11月7日に佐世保市体育文化館において市内の保育園や幼稚園29クラブ、1,500名の幼年消防クラブ員及びその指導者、消防職員、来賓者等約500名の計2,000名が一堂に会し「母と子の防火フェスティバル」を開催しました。

この大会は、感受性の強い幼児期に、楽しみながら火に対する正しい知識を身につけてもらうと共に、クラブ員相互の交流を深めてもらうことを目的として2年に1度開催しているもので、今回で9回目を数える恒例のイベントです。

アトラクションは、消防車の色の由来やサイレンの音をあてる消防○×クイズ、火遊びの危険性などを訴える消防職員によるぬいぐるみ劇、消防音楽隊の演奏する童謡にあわせて、歌を唱いながらの場内行進、最後に纏を持ったクラブ員とぬいぐるみを中心として、クラブ員1,500名全員で6つの輪を作り「火の用心踊り」を元気いっぱいに踊り、盛会のうちに今回も終了しました。

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