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に使います。吐き気止めの薬と緩下薬をモルヒネと同時に使うことを忘れてはいけません。これらの作用は副作用と呼ばれていますが,モルヒネの主作用だと解釈して対応すべきです。痛みを除去できる量からさらに増量していきますと,患者さんは眠くなります。それでもさらに増量すると呼吸抑制がはじめて現れてきます(図10)。

このことからわかりますように,痛みを除去するのに必要なモルヒネ量では呼吸抑制がおこることはまれなのです。そういう量をくり返して使うことは安全なのです。

便秘の防止にはプルゼニドなどのセンノシッド製剤を十分量で使います。便がふつうに出るようにするのが目標です。モルヒネを飲ませる限り緩下薬を使います。

緩下薬の量を調節しながら便通を管理していくのに看護婦は中心的な役割を果たす必要があります。

 

 

 

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