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ライフサイエンスシリーズ「緩和ケアにおける症状観察とコントロール」

 事業名 保険医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


いつからモルヒネを使うか

 

いつからモルヒネを使うとよいかが大切なことです。痛みの訴えが強いときにモルヒネを使い始めるべきです。その際,患者さんの生命予後の長短はまったく考慮する必要はありません。

薬の面からみますと,非オピオイドが無効なとき,または弱オピオイドでも痛みが残るときにはモルヒネを使い始めるべきです(図9)。

モルヒネと聞くと末期癌を連想する人が多いのですが,モルヒネは癌の薬ではなく,痛みを治療するための薬です。癌がどんなに進んでいるかによってではなく,痛みの強さによってモルヒネを使うのです。どんなに癌が進んでいても,痛みが弱ければ非オピオイドが十分に効きます。早期の癌の場合であっても,痛みが強ければモルヒネが必要です。このような考え方は新しいので,受け入れがたいと思う人がまだ多いのです

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更新日: 2019年8月10日

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