(3) 新規学卒者を確保できなかった場合の対応[第7表参照]
平成10年4月採用予定の新規学卒者の数を確保できたかどうかを調査したところ86.9%の企業から確保できたとの回答があった。そこで確保できなかった13.1%の企業にその対応策を聞いてみたところ以下のような結果となった。
最も多かったのは「正社員として中途採用を行う」企業が45.5%で、中途採用が一般化していることがうかがわれる。「自社内で人数を調整する」、「来年以降の新規採用に期待する」はそれぞれ2割台で、「補充しない」とする企業が22.7%あった。「その他」の方策としては確保できなかった分は契約社員を充当するという企業が若干あった。調査項目は重複回答となっているので企業では複数の手段で採用数を確保しようとしていることが分かる。