4 PDF(統合環境で作成可能なデータ作成ソフト)の活用
使用するソフトの種類やOSの違いなどによる互換がとれないといった制約を解消する有力の手段の一つとして,「Adobe Acrobat」などのPDF(統合環境で作成可能なデータ作成ソフト)がある。
これらの手法を利用することにより,ソフトやOSの種類,プラットフォーム等を意識することなくデータを作成・加工・編集し,その結果作成されたデータを発信する動向が,最近電子出版などのDTP業界で進展しつつある。これらの手法は,あらゆる分野で活用可能であり,今後さらにその標準化や操作性の向上が図られた場合,防災関係情報の有力な作成手法となりうる。
表3.2.2 PDF(統合環境で作成可能なデータ作成ソフトAdobe Acrobat)の概要