Appendix
海外調査報告
1. 概要
近年、欧州各国での養殖技術の進歩はめざましく、養殖用水及び排水を浄化し環境汚染の少ない循環式陸上養殖の研究開発及び養殖施設の建設が盛んである。
本調査では、欧州における陸上養殖技術の現状および現在稼働中の陸上養殖施設について調査を行った。
1) 調査期間、出張者、調査場所等
・調査期間：平成9年8月11日〜8月24日
・出張者：菅原 一美((財)シップ・アンド・オーシャン財団)
守村 慎次(国際養殖産業会)(平成9年8月11日〜8月24日)
真木 一憲(宝幸水産?)(平成9年8月11日〜8月17日)
・調査場所および養殖施設等：
(ノルウェー)
a)Aquaculture Research Station(Tromso)
b)Acvaplan niveパイロットプラント(Tromso)
c)Tromso Marine Yngel社(Tromso)
d)AQUANOR'97(Trondhime)
(フランス)
a)SEDIA社(Morlaix)
b)Marida社(Treguier)
c)S.C.E.A SALMAS PISCICULTURE社(Plougoulm)
d)EARL Pisciculture du Dourduff社(Plougoulm)
(イタリア)
a)BIOITTICA ESTENSE S.R.L.社(Padova)
b)ALLEVAMENTO ITTICO社(Pontelangorino)
c)ITTICAUGENTO SPA社(Torre Mozza Ugento)
d)PANITTICA PUGLIESE社(Torre Canne di Fasano)
2. 調査内容
2.1 ノルウェー
ノルウェーでは、主としてトロムソ市周辺の養殖研究機関及び養殖パイロットプ
ラント等の養殖研究および養殖研究施設の調査を行った。
