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3.2.2 日本の水産養殖

漁業生産の動向

日本の水産物生産量は、1984年(昭和59年)の総生産量1,281万6千トンをピークとして、漸減傾向にあり、1996年には、730万トンにまで落ち込んでいる。生産額も、1982年頃には3兆円に達する勢いであったが、1995年には2兆2千億円台に減少している。1980年代初頭からの、各国の200海里体制等で、北洋漁業や、南方トロール漁業からの撤退を余儀なくされたことが最大の原因であるが、近年のイワシの来遊減少や、近海魚の資源変動も総生産量減少の原因となっている。

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