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図4-1-3 操船の様子

左側:船長・針路上の漁船をハンドモードで避航中

右側:機関長・船橋にて機関監視、併せて見張りを実施し船長を支援

 

(2) 航海情報の集約表示に関する運航員の所見等

○電子海図は常時使用している。船位・針路が一目で分かるので有効である。

○また、チャートテーブルに行く必要がないので、見張り作業に専念できる。

○双眼鏡入れがあるため、別の場所に置き忘れることもなく、また、目をやらなくてもつかむことができるので発見した他船等を見逃すことがない。

○AMラジオ(気象情報入手)の置き場所を考慮して欲しかった。

○正面に窓枠があるので、見張りの妨げになることがある。一枚窓が望ましい。

 

ブリッジレイアウト・航海情報の集約表示については、若干の要望事項はあるものの、概ね有効であるとの評価が得られている。

 

 

 

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