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資料-A

実機を使用した経路損失、ケーブルヘの干渉測定手順

経路損失測定手順

1. 取得Dataの補正値を求めるため、添付測定系-SHEET1〜SHEET1Oの中で示されている以下のCable、Adapter類の伝送損失及びAMPのGainを、あらかじめネットワークアナライザーを使用して取得しておく。伝送損失及びGainは、108MHz〜150MHz、325MHz〜375MHz、925MHz〜1500MHzの3つのBand帯で取得する。

a) Cable-1〜Cable-3

b) Adapter

c) AMP1

2. 取得Dataの補正値を求めるため、添付ANT POSITION-SHEET1に示されている、?〜?のすべての位置におけるダイポールANTのRTN-Lossを、実機にて、ネットワークアナライザーによりあらかじめ取得しておく。RTN-Loss測定時の、ダイポールANTの向き及びSweep Bandは、以下の表による。

 

029-1.gif

 

3. 実機にて、経路損失を測定する。機体電源をすべてOFFとし、トラッキングジェネレーターをONにする。測定機器の電源は、機外に配備する発電機から、コックピットWind Shieldを介して機内へ引き込む。ダイポールANTの座席への設置は、発砲スチロールを加工した台座により、常に同一状態でANTが設置できるようにする。測定対象SYSTEM、SWEEP BAND、ANTの向き、測定系、ANT POSITIONは、次ページの表による。

 

 

 

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