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15 キャラバン隊を迎えての活動

 

キャラバン隊活動は、母親はもとより、一般市民の交通安全意識の高揚と、地域の交通安全思想の普及を図るための活動の一つです。

都道府県内の数ケ所を2泊3日ぐらいで訪問するキャラバン隊には、訪問時間に限りがありますので、どのように受け入れて、いかに一般市民に交通安全をアピールするかが問題です。

そこで、キャラバン隊の訪問が決定したら、市町村役場・警察署・関係機関・団体等と、次の様な打ち合わせが必要になります。

 

1 事前・事後の広報

 

キャラバン隊が訪問することや開催行事等を広報して、人々の参加意識を高められるようにし、また、訪問したあと、参加しなかった人々に内容を教えて交通安全意識を持ってもらうことが大切です。そのために、テレビ局や新聞社にも働きかけて、報道等の協力を得てください。

母の会員はもちろん、関係機関・団体の方々、子どもからお年寄りまで、あらゆる年令層の数多くの人々に参加してもらいましょう。

 

2 場所

 

数多くの人々に集まってもらい各種行事を行うため、広い場所が必要ですので、市町村役場前広場・公民館・体育館・運動場・公園等の広い場所が最適です。また、大勢の人々が一同に集まる場所が確保できない時には、数ケ所に分けて行事ごとに集まり、そこへキャラバン隊が訪問するのも一つの方法です。

 

3 行事

 

キャラバン隊のセレモニー(総務庁長官メッセージの伝達等)だけでなく、これを機会にいろいろな行事を開催してください。

また、キャラバン隊訪問時に限らず、訪問の前後の時間を有効に利用してください。

(例) ・講習会、講演会、座談会、映画会

 

 

 

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