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5 活動計画の作り方

 

交通安全母の会の地域活動の年間の基本方針を決定すると、これによってより具体的な実施計画を作成します。計画には、少なくとも年間計画、月間計画が必要であり、さらに全国交通安全運動などの場合には旬間計画も必要になるでしょう。計画の作成は、特定対象者の数、動員する会員数、活動地域、時期なども具体的に決定することになります。

計画の原案は、事務局が策定し、各地区の代表も参加して検討会を開きます。地区の代表は、当該地区に関する計画を地区に持ち帰り地区の方々の意見を求め、あるいは原案についての了解と協力を得る必要があります。その上で、もう一度検討会を開き、集約された地区の意見を聴き原案を修正して計画を決定します。また、この計画の作成段階で、事務局は市町村、警察、交通安全協会などと協議する必要があります。これらの関係機関にも、それぞれの考えや、協力できる時期、できない時期などいろいろの都合がありますから、先方の意見を充分に取り入れるように配慮して下さい。

年間計画では活動が特定の一時期だけに集中するのではなく、なるべく年間を通じて活動がどこかの地域で継続するように作成してください。このためにも計画の作成のときに、各地区の代表者も参加して内容をつめていくことが大切なのです。

都道府県交母が実施する事業のうち、

(1)交通安全母親活動推進大会等の開催(講習会等を含む)

(2)高齢者交通安全指導の開催(世帯訪問・講習会等を含む)

(3)母と子の自転車教室等の開催(ファミリーバイク教室等を含む)

については、県交母と全交母の共催事業として、全交母が経費の一部を委託費として交付しています。市町村交母でこれらの事業を実施しようとするところでは、予め県交母と相談にてください

 

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