IBCコード:危険化学品ばら積み運送のための船舶の構造及び設備に関する国際規則
IGCコード:液化ガスばら積み運送のための船舶の構造及び設備に関する国際規則
1.1.1 危険物関連規則の改正の動向
1.1.1.1 今後の改正予定
平成8年度における危規則等関連規則についての主な改正内容は次のとおりである。
(1)IMDGコードの改正
1996年5月開催の66MSCにおいて、IMDGコードの第28回改正が採択された。主な改正の内容は、下記のとおりであり、同改正内容を危規則及び告示へ取り入れ、1997年1月1日より実施した。
?大型金属容器、コンテナの品名等の表示に関する改正
?サルベージ容器の取り入れ
?中型容器に新しい種類の追加
?火薬類の容器表の取り入れ
?腐しよく性物質の判定基準の改正
?冷凍コンテナの電気設備等に関する基準の改正
?個々の物質の運送基準の改正等
1.2規則の構成
本規則は、
第1編 総則(第1条-第5条の3の2)
第2編 危険物の運送(第5条の4-第365条)
第3編 危険物の貯蔵(第366条-第387条)
第4編 常用危険物(第388条-第390条)
第5編 雑則(第390条の2)
第6編 罰則(第391条-第399条)
までの本文(図1.2参照)と、「船舶による危険物の運送基準等を定める告示」、「船舶による放射性物質等の運送基準の細目等を定める告示」、「液化ガスばら積船の貨物タンク等の技術基準を定る告示」並びにその他の関連告示から成る。
前ページ 目次へ 次ページ