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一方、各業務とも、情報システムの導入により「事務処理が効率化された」とする企業が5〜6割あるほか、「伝票・荷札発行」は運送業務、倉庫業務いずれにも効果が認識されている。また、「予約情報管理」や「伝票・荷札発行」により、「誤配送などのミスが少なくなった」「新規業務を開拓できた」とする企業の比率もやや高くなっている。

 

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運輸業者を対象に、社内情報システム導入に伴う効果として、運送業務、倉庫業務、事務処理の各業務毎に削減化されたコスト、人員についての数字をまとめたのが以下の表である。(以下の項目についても同様の方法でまとめている。)

事務処理は10社、倉庫業務は8社、運送業務は6社について定量的な効果の記述があり、コスト削減効果は2〜18百万円、人員削減効果は1〜5人となっている。

企業規模別にみると、常雇従業員規模20〜49人程度の企業で、倉庫業務について1千万円以上のコストダウンにつながったとする回答がいくつかみられる。

 

 

 

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