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1 都道府県名

 

茨城県

 

2 モデル地区名

 

竜ケ崎市防犯連絡員協議会

 

3 重点となる活動項目

 

(1)広報紙等による防犯啓蒙活動

○ 毎月1回、防犯を主としたミニ広報紙「地域安全竜警ニュース」1,800枚を作成、配布した。

○ 4月、10月、11月に「防犯テント村」を開設し、防犯チラシ、広報資材3,000個を配布した。

○ 7月11日、龍ケ峰市発行の広報紙「りゅうほー」25,000部に、子供に対する犯罪被害防止を呼び掛けた記事を掲載し、市民に対する防犯啓蒙を行った。

(2)子供、高齢者に対する犯罪被害及び事故防止のための活動

○ 7月30日、市内の各中学校に対し、防犯ブザー100個を寄贈した。

○ 10月11日、独居高齢者宅を訪問して、悪質訪問販売の被害防止や交通事故防止等について指導した。

(3)環境浄化活動

○ 7月10日、9月30日、市内の電柱、公衆電話ボックス等に貼付されている違法広告物を除去した。

(4)防犯座談会

○ 6月7日、地域住民の防犯意識の高揚を図るため、龍ケ崎市馴馬台地区公民館において防犯座談会を開催した。

○ 12月16日、年末年始における犯罪及び事故防止活動の一環として、住宅防犯診断を実施した後、防犯座談会を開催して地域住民の防犯に対する要望等を聞いた。

(5)防犯パトロール

○ 7月以降の毎月週2回、駅周辺の自転車盗難と少年非行の防止を図るため、JR佐貫駅及び関鉄竜ケ崎駅周辺の集団パトロールを実施した。

 

4 活動事例

 

〜地域安全モデル地区事業の推進〜

「平成9年度地域防犯活動促進モデル地区」に指定されたことに伴い、かねてより活動していた民間ボランティアである防犯連絡員の活動の活性化を図ることを目的として、地域安全推進指導員、同推進員を中核に各地区の行政リーダーや女性を取り込んだ防犯連絡員の委嘱等組織の見直し充実を図り、地域住民による「安全で安心して暮らせる街づくり」をスローガンに、地域住民、自治体、警察が一体となった各種防犯活動を展開した。

活動の主なものとしては、重点となる活動項目に記載のとおりであるが、市内の中学生を「一日防犯連絡員」に委嘱し、市内一斉に行われた中学生参加の防犯診断活動は、市民から「さわやかで好感がもてた」、学校からは「地域との交流や社会参加活動の体験ができて良かった」等の反響が寄せられ、防犯連絡員にボランティア活動の重要性が再認識されるとともに、以後の各種活動への参加に積極性が見られるようになった。

 

 

 

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