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帯は借家住まいとなっている。さらに、65歳以上の単身世帯の借家の内訳をみると、民営借家世帯の割合が約7割となっている(表2-2-3参照)。

 

(3) 高齢夫婦世帯で「1時間以内に子が住んでいる世帯」の割合は6割以下

 

次に、65歳以上の単身世帯及び夫婦世帯について、「子の住んでいる場所」との時間的距離についてみると、横浜市では1時間以内(同じ敷地内を含むが、一緒に住んでいるものの生計が別である世帯を除く。)に子が住んでいる世帯の割合は、65歳以上の単身世帯が45.6%、65歳以上の夫婦世帯が56.4%となっている。また、子のいない世帯の割合は、65歳以上の単身世帯が31.1%、65歳以上の夫婦世帯が14.6%となっている(表2-2-4参照)。

大都市では住居費の負担度合いが高いため、親と同居できるだけのスペースを親側で確保できない場合は、どうしても子の住宅は、親からは遠くに位置することとなる。

また、少子化が進行している状況などから、今後は子のいない高齢者世帯の割合がさらに増加するとみられる。

 

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