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第2章 市民の経済的生活状況−家計消費動向(推計) 住環境(現況)について

 

1. 横浜市民の家計消費の状況

 

(1) 推計結果の主な特徴

 

ア 横浜市全体の消費支出額の変化

2010年における各世帯の消費水準を1995年時点と同水準と仮定して推計すると、横浜市の1世帯当たりの消費支出は−7.6%減少するとみられる。要因別の寄与度をみると、世帯規模の縮小すなわち世帯人員の減少により−5.4%減、人口の高齢化による世帯分布の変化により−2.3%減となっている。

一方、横浜市の世帯数は高齢者世帯の大幅な増加により、2010年までに32.3%増加するとみられることから、横浜市全体の消費支出額は、1995年の家計調査ベースで推計すると22.3%増、1年間の金額では1兆1000億円程度の増加が見込まれる(表2-1-1参照)。

なお、これらの値は家計調査ベースの推計値であり、医療費については健康保険からの支払いを含んでおらず、家計が医療機関に直接支払った金額のみ

 

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