ている。前住地に長く住んでいた後の、札幌市への転入者が多い。
● 転出者
転出者の前住地での居住期間をみると、前住地に「20年以上」居住していた者から、「3年未満」しか居住していなかった者まで、幅広く転出がみられる。具体的には前住地に「3年未満」しか居住していなかった者、3年間から10年間住んでいた者、10年間から20年間住んでいた者、20年以上住んでいた者まで各2割ずつの分布となっている。札幌市からの転出者は、長年札幌市に住んでいた者から、札幌市に住んで間もない者まで様々であることがわかる。
● 市内転居者
市内転居者の前住地での居住期間をみると、20年以上住んでいた者が27.9％、3年以上10年未満が24.7％、10年以上20年未満が19.7％、3年未満が16.6％と、居住期間には幅がみられる。
・転入者は、前住地に20年以上住んでいた者が半数以上。
・転出、市内転居者とも、前住地での居住期間は、幅広い範囲に渡っている。
(4) 随伴移動者(表5-4-1)
● 転入者
移動者とともに移動した者すなわち随伴移動者を本人のみ、配偶者、配偶者及び子、子、その他の親族、及びその他の5つに区分すると、転入者では、本人のみで移動した者は21.2％である。また、配偶者とともに移動した者は29.8％を示し、子とともに移動した者は28.3％であった。
