・配偶関係:男は7割が有配偶。女は2〜3割程度。
(2) 家族的地位の変化(表3-2-1)
● 転入者
転入前と転入後における世帯主から世帯員へまたは世帯員から世帯主へという家族的地位の変化の有無をみると、変化なしが66.0%、変化ありが29.0%となる。
また、変化ありにおける家族的地位の変化の比率をみると、子が移動者である本人から世帯主の地位を継承したものが比較的多かった。変化のパターンは、本人(親)から子へというのが一般的であるといえよう。
● 転出者
転出前と転出後における世帯主から世帯員へまたは世帯員から世帯主へという家族的地位の変化の有無をみると、変化なしが67.0%、変化ありが30.9%となる。
また、変化ありにおける家族的地位の変化の比率をみると、子が転出者である本人から世帯主の地位を継承したものが比較的多かった。変化のパターンは、本人(親)から子へというのが一般的であるといえよう。
● 転入と転出の比較
転入と転出では、移動前・後の世帯主の変化においては、変化なしが約7割を占めている点と、変化ありでは、本人から子へ世帯主が移っている場合が最も多いという点で、同様の傾向にある。
● 男女別
男女別にみると、男性は女性に比べて移動前・後の世帯主の「変化なし」の者が多い。
● 年齢別
年齢別にみると、後期高齢者では前期高齢者に比べて、移動前・後の世帯主