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卜が始まったわけです。

これは高知の中村市のトンボの生息地を守ろうという運動の現場です。ここを手前を買い取って、向こうの方を契約をしたりして保存して、たくさんの種類のトンボが生息しています。

これはまた一転して北海道です。鶴居伊藤タンチョウ・サンクチュアリです

これは長野県の上伊那郡の箕輪町に150年ぐらい続いている農家ですが、つい数年前までもう全く雨戸を閉めて、汚れ放題だったんですが、それを私どもの協会と持ち主との話し合いが進みまして、お互いに知恵を出し合い、労力を出し合って、こういうふうに見事に活用しております。ついこの間も人形芝居をやったり、地元の、学生の勉強、ゼミの場所にしたりしています。

これは北海道のキナシベツという太平洋に面したところであります。そこの湿地を保存しようと、地元の地主さんと我々の協会とで協力し、知恵を出し合っているところであります。

次はイギリスのアシュリージです。イギリスに毎年、12人のボランティアを選びまして派遣し、イギリスのナショナル・トラストがやっておりますボランティア活動に参加しています。こうして、向こうのボランティアの精神を学び、また日本にもまた向こうから将来は来てもらって、お互いに交流しようとしております。

駆け足でお話ししましたけれども、ご清聴ありがとうございました。(拍手)

 

司会 木原先生、ありがとうございました。イギリスのナショナル・トラストヘのワーキングホリデイに出かけて帰ってこられた皆様も、日本のナショナル・トラストを何とか同じようにしたいというふうに活躍を始めておられますので、皆様もそのチャンスをぜひご活用いただければと思います。

それでは、ここで10分ほど休憩をさせていただきますが、休憩の間にアナウンスをさせていただきたいと思います。今回の「環境とナショナル・トラスト講座」にご参加いただいた記念に、ぜひナショナル・トラスト協会にご入会いただければというお誘いでございます。年会費は5000円で、一般よりやや高めというお話でございますが、ナショナル・トラストのガイドブックと、それから『ナショナル・トラスト・ジャーナル」をその場で差し上げますということで、受け付けで係の人がお待ちしております。

それから、ただいまの木原先生のお話が『ナショナル・トラスト」という本にまとまっておりますので、もしよろしければ受け付けでご覧ください。また販売もいたしております。

それではどうぞ休憩にいたします。

 

 

 

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