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ごあいさつ

 

財団法人 ブルーシー・アンド・グリーンランド財団

 

会長 苫米地行三

 

この度はB&G「少年の船」へのご参加が決まり、おめでとうございます。

皆さんは大勢の参加応募者の中から縁あって乗船の機会を得られ、この「少年の船」に集い、共に航海することとなりました。

スタッフ一同この出会いを喜び、皆さんを心から歓迎するとともに、すばらしい体験航海となるよう張り切っています。

さてB&G「少年の船」は、これまで21年間にわたり実施され、述べ199600人もの小・中学生が「団員」としての自覚を持って、船内や寄港地沖縄での研修活動に取り組み、多くの友達と素敵な思い出をつくって船を下りていきました。

いま皆さんはこの航海への期待とともに、初めて出会う全国各地から集まった人達と6泊7日にわたって共に過ごすことに、不安と緊張を感じられているかも知れませんが心配はいりません。一人ひとりがみんなのことを考えて、他人に迷惑をかけないようルールとマナーを守り行動し、船内でのたのしい行事や沖縄の海でのマリンスポーツ等に積極的に取り組んでいるうちに、皆と親しくなり、多くの素晴らしい友達に囲まれていることでしょう。

また皆さんは、「少年の船」に参加する機会を与えてくださったご両親をはじめとした多くの方々のご理解とご協力に対して、感謝の気持ちを忘れてはいけません。この機会を大切に、精一杯努力して多くのことを学んで欲しいのです。

そして、お家に帰りましたら「少年の船」に参加して学んだ「友達のこと・ルールとマナー・素晴らしい思い出」等をご両親・お友達にたくさんお話ししてあげてください。

最後に、日本は古くから貿易や海洋資源の開発等で海に深い係わりを持ち、恩恵を受けながら発展してきました。皆さんがこの「少年の船」の参加を機に、ますます海に対する関心や理解を深めていただければ幸いです。

 

 

 

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