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産業構造の転換に対応した地域社会づくりに関する調査研究

 事業名 地方自治に関する調査研究
 団体名 地方自治研究機構 注目度注目度5


(4) 問題点と解決策

 

住民のボランティア組織である「犬鳴川みどりの会」が計画段階から参画し、公園の維持管理まで住民と町が協働して公園建設を行なっている。

問題点としては、同会の活動は6つの専門部会の活動を主体として展開し、運営委員会で調整、決定している。しかしながら、同専門部会の活動が本格的に始動するまでには時間を要した。会議運営の不慣れから種々の企画立案、決定までに時間を要し、これまで町主導で行ってきたような事業遂行が容易にできない点があげられる。解決策としては、あくまで住民参加の過程を念頭に置きながらも会議の回数を重ね、事務局からの側面的な助言、支援により、効率的に進むように部会の活動の醸成を図っていくことが肝要である。

 

(5) 事業の効果と住民の反応

実際に公園建設が着手するまでは、巨費を投じることへの不満や公園建設より日常生活上の問題解決が先決ではないか、という声も多く聞かれたが、公園が現実に姿を現し、公園建設の趣旨が徐々に住民に浸透するうちにむしろ賛美と積極論が主流を占めつつある。また、参加することで、自分たちの地域を自らが創りあげているよろこびも実感できるため、そのことが次の参加の確保へとつながりはじめている。

 

(6) 今後の展望と課題           

今後とも公園建設の趣旨にそって継続的に事業を進め、あわせてより広く町民のまちづくりへの意識向上を図っていく。また、現在対象としている区域の上下流域へ事業を延伸させ、より全町的な取り組みへの広がりを持たせる。さらには、本町上下流の若宮町直方市との連携もその視野にいれるべきであろう。

課題としては、拡大する公園面積と共に作業量の増大する公園管理が挙げられるが、現在行っている「犬鳴川みどりの会」だけの管理から、全町的な取り組みとして公園管理をシフトさせ、今後は諸団体、企業、学校などの参加、協力を求め、町民一丸となり四季を通して美しい公園の実現に努めていくことが求められる。

 

 

 

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更新日: 2020年8月8日

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