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沿岸地域における若者定住対策に関する調査研究

 事業名 地方自治に関する調査研究
 団体名 地方自治研究機構 注目度注目度5


(2) 検討の視点

若者定住においては「地域継承・世代継承」と「地域活力(産業活力、文化活力)の維持.創出」を図っていくことが必要な条件である。そのためには、「若者が住みたくなるまちづくり」を基本に据え、多彩な人材の育成と導入を展開していく必要がある。

本調査研究では、現実的な定住施策の効果を鑑み、中学新卒者から、小学生程度の年代の子供を有する30歳代ぐらいまでの若者を主な対象とする。また、「若者定住対策指針」に挙げられた施策分野の中でも特に若者定住に直結すると考えられる「魅力ある働きの場づくり」「生き生きと若者が交流できる場づくり」「快適に暮らせる住環境づくり」を中心に捉え、主たる検討の視点は次の4つとする。

@ 若者が安心して暮らせる魅力ある定住環境の整備

A 若者の能力、意欲を引き出せる雇用の創出

B 行政、町民、民間団体の体制整備、意識改革

C 支援制度をうまく活用した定住施策の検討

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第1章 香住町の若者定住に係る現況

 

1. 広域的にみた香住町の位置づけ

本町は県北部、但馬地域の北端に位置し、北は日本海、東は竹野町、南は村岡町、西は浜坂町と接する。直線距離では、50km圏内に鳥取県東部と京都府西部が入るが、県都神戸市は120km圏と遠く、広域的には環日本海・山陰文化圏の交流軸上にある。ただし、その中にあって本町は、山に囲まれた地形と交通の便の悪さから交流不活発な地域イメージを帯びている面がある。

将来的には県の日本海沿岸軸である地域高規格道路「鳥取豊岡宮津自動車道」が町内を東西に抜け、舞鶴・豊岡間が60分(現在115分)、豊岡・鳥取間が50分(現在130分)と現在の半分の所要時間に短縮されることから、物流、人的交流、情報交流など交流圏の拡大・活発化が予想される。

また、若者定住対策の緊急性を確認する意味から人口増減と年齢構成について但馬地域各市町と比較してみると、本町は人口減少率(平成2年、同7年国勢調査より)は域内でも高い方であるが、年少人口比率は域内で最も高く(19.1%。但馬地域16.7%、全国16.0%、県16.3%)、老年人口比率も豊岡市に次いで低い(19.5%。但馬地域24.4%、全国14.6%、県14.1%)など、際だって深刻な状況には至っていない。

 

 

 

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