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<基本テーマ>

榛名山麓の特性を生かし、山と村と里(まち)がゆるやかに融合しながら、それぞれの資源が相互に補完し、全体として調和のとれた地域づくりの実現を図っていく。そのテーマは次のように表すことができる。

「新しい環境・交流・定住を実現する<榛名山文化>の創造」

■癒し(心の健康)を基調としたライフスタイルによって?環境の保全と創造、?地域間や世代間、そして都市住民との交流の促進、?心豊かで安心し住み続けることのできる暮らしづくりを推進していく。

「情報発信による新しい<榛名好>の創造」

■榛名山麓地域の文化を共有することによって、いってみたい、暮らしてみたい、ふれてみたいと思う人々(ファン)を拡大させるための情報発信を展開していく。

 

(2) 活性化の基本構造

活性化の基本テーマを実現するための、基本的なしくみは下の図のように、多様な資源や地域を、ハード、ソフト両面で結びつけるネットワークづくりを中心に展開し、

・ 各分野を担う人づくりと機動的な組織づくり

・ 道路などの基盤づくりをベースとした産業づくり(おこし)

・ さまざまなイベントなどによる事づくりと地域の個性を表現する顔づくりなど

を相互に関連づけながら展開し、最終的には地域内部の定住の場としての生活文化づくりと、地域外部に向けた地域のイメージづくり(情報発信)とを実現していくものとする。

 

○新しい榛名山麓の価値の創造と実現

この新しい地域を実現するためには、大きく3つの取り組みを行っていく必要がある。

?新しい土台づくり: 新しい地域のインフラとなる交通、情報、人のネットワークづくり

?新しいムーブメントづくり: 住民・民間企業・行政が参加し、新しく地域を活性化するための中核となる山頂/山腹/山裾でのムーブメントづくり

 

 

 

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