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○四万十川源流域は、自然・人文資源が豊富で共通の基盤を生かした共同の取り組みを進めていくために自治体連合を結成し、活力と活気に満ちた地域づくりを目指している。

○同じ過疎の悩みを持つ町同士の相互の交流と情報の受発信機能となる東京事務所を共同で開設することにより活性化を図る。

 

ウ 概要

中山間地域の基幹産業である農林漁業の振興、とくに農産物の生産や販売(販路の拡大やブランド化)を広域的に取り組む場合には、ある程度まとまった生産量を確保することが必要である。とくに、市場を経由しない相対取引の場合などは、生産物の質も取引の条件となるが、取引相手の要求量を安定的・定時的に確保することが重要な条件となる。

また、生産現場では、共同で栽培することで、農業資材の購入費の節約や栽培方法の統一による一定の質の確保などが容易になると思われる。<事例>都市と農山漁村の交流を推進する会(福島県阿武隈地域)

 

(2) 生活環境整備関連

ア 推進組織

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