■事業の内容
近年の船舶の電装設計、工事技術の高度化、合理化に対応するため、以前作成したハンドブック(設計編、工事編)の全面見直しを行い改訂版を作成した。 船舶電気装備工事ハンドブック(設計編、工事編)の作成 [1] 規 格 B6判オフセット 732頁 [2] 部 数 各650部 [3] 内 容 (設計編)設計業務一般、電源、配電、動力・電熱、照明、計測、船内通信等に関する艤装設計に必要な事項 (工事編)電装工事計画一般、機器添付け、電路布設、結線、接地・防鼠・防食工事等に関する電装工事に必要な事項
■事業の成果
船舶電気装備工事ハンドブック(設計編、工事編)の作成 近年の電気技術関係の進歩と船舶の自動化、近代化の進展によって船舶の電気設備はより高性能化し、その設備は増加の傾向にある。このため、電装設計・工事の技術の高度化、合理化等の変化に対応した電気装備工事ハンドブックが常に求められている。このような情勢に対応するため、昭和57年度(工事編)及び昭和58年度(設計編)に作成した電気装備工事ハンドブックの全面見直しを行い「船舶電気装備工事ハンドブック(設計編、工事編)」を作成した。 本ハンドブックは、最新の関係法令、船級規則、規格を掲載するとともに電気艤装設計及び工事の方法について、表、図面等を多用して分かりやすく記述しているので、電装設計者また現場の電気艤装工事に携わる方の座右の書となり、船舶の電装設計・工事の合理化と信頼性の向上が図られ、かつ、船舶の安全に寄与できるものと確信する。
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