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■事業の内容

(1) 人口と開発に関する出版物制作
 [1] 名 称   21世紀の人口・食糧戦略 −アジアと世界−
 [2] 規 格   B5版、和文・英文  各600部 計1,200部
 [3] 内 容   世界の食糧生産の増加率は、1980年代中頃までは順調な伸びを示し、人口増加率を上回っていたが、1990年代には食糧生産の増加率が頭打ちとなり、食糧不足がアジア、アフリカなどの発展途上国で深刻化した。こうした中で、人口増加率の勢いは衰えず、食糧増産が急務となっている、そこで、グローバルな視点から2025年の人口と食糧を見据えた展望について検討しまとめた。
 [4] 配付先   日本語版−日本政府関係省庁・在外日本大使館   100部
         専門機関・専門家                300部
         研究会                     200部
                             小計  600部
         英語版−アジア諸国政府・議員グループ・
             在外日本大使館             300部
             国連等国際機関             200部
             訪日専門家               100部
                             小計  600部
                            合計  1,200部
(2) スライド制作
 [1] 名 称   2025年への決断−アジアの人口増加と食料−
 [2] 規 格   85コマ、カラー・自黒、31分
 [3] プリント  スライド:日本語版  2本
              英語版   8本
              中国語版  2本
              インドネシア語版  2本
                        小計 14本
         ビデオ: 日本語版  30本
              英語版   10本
              中国語版  5本
              インドネシア語版  5本
                        小計 50本
                        総計 64本
 [3] 内 容

   1996年世界人口は58億人、うちアジアの人口は35億人で約60%を占める。85年にはアジアでも食料の自給率を達成した国が多く出現した。しかし、90年代には中国をはじめ経済発展の著しい国々では動物性タンパク質の摂取など食生活の変化が起こり、加えて、耕地の減少などにより食料の増産が望めなくなった、そこで、グローバルな視点からアジアを中心に世界の人口増加と食料生産のバランスについてその実情と将来について描いた。
 [4] 配付先   スライド:
          アジア国会議員グループメンバー他
          (英語版7本、中国語版1本、インドネシア語版1本)
         法人貸出用:
          (日本語版2本、英語版1本、中国語版1本、インドネシア語版1本)
         スライド:
          東京大学東洋文化研究所他(日本語版46本)
          法人貸出用(日本語版、英語版、中国語版、インドネシア語版各1本計4本)


■事業の成果

日本及びアジア諸国における人口問題と開発に関する出版物並びにスライド等を制作し、社会開発と経済発展に寄与したことは、アジアにおける福祉の向上と平和の確率及び我が国の国際協力の推進に大きく寄与するものと思われる。





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