日本財団 図書館


■事業の内容

(1) 第41回全日本なぎなた選手権大会
 [1] 期日   平成8年12月1日
 [2] 会場   東京都 日本武道館
 [3] 内容   試合競技(女子:個人の部)
        公開演武(全日本なぎなた連盟の形、天道疏薙刀の形、直心影疏薙刀の形、リズムなぎなた、団体基本)
 [4] 参加人員 555名(選手・監督・コーチ155名、大会役員・競技役員・同補助員・公開演武者400名)
(2) 第37回都道府県対抗なぎなた大会
 [1] 期日   平成8年5月25日(土)、26日(日)
 [2] 会場   大阪府 豊中市立千里体育館
 [3] 内容   試合競技(女子:団体の部、男子:個人の部)、演技競技、公開演武、異種演武
 [4] 参加人員 850名(選手・監督400名、大会役員・競技役員・同補助員・公開演技者450名)
(3) 第35回全国高等学校なぎなた選手権大会 
 [1] 期日   平成8年7月26日(金)〜28日(日)
 [2] 会場   大阪府 堺市立大浜体育館
 [3] 内容   試合競技(団体の部、個人の部)、演技競技
 [4] 参加人員 810名(選手・監督520名、大会役員・競技役員等290名)
(4) 第4回全国中学生なぎなた大会
 [1] 期日   平成8年7月23日(火)
 [2] 会場   福島県会津若松市 あいづ総合体育館
 [3] 内容   試合競技(女子:団体・個人の部、男子:個人の部)、演技競技(男女不問)
 [4] 参加人員 860名(選手・監督470名、大会役員・競技役員等390名)

■事業の成果

第41回全日本なぎなた選手権大会は、日本武道館に皇后陛下をお迎えし、約4,000人の観客を集めて行われた。昨今の皇后盃ご下賜に引き続きの栄誉で、各都道府県の代表選手は緊張感の中でハイ・レベルの競技を展開し、例年にまさる好試合の連続であった。結果は、前年の覇者加藤選手を破った池見選手(愛媛県)が決勝戦に進み、かつての選手権者、土橋選手を延長4回の熱戦の末に降し初の栄冠を勝ち取った。
 第37回都道府県対抗なぎなた大会は、例年地方で開催されており試合競技、演技競技とも都道府県対抗形式をとっていることもあって、熱気溢れる展開は観客と一体となって盛り上がりを見せ、なぎなたの全国的な普及に大きく貢献している。今年2年目を迎えた男子の個人試合は、資格制度をクリアした参加都府県が25と過半に達した。演技競技では大分県、試合競技では広島県が優勝に輝いた。男子個人戦は、埼玉県が連覇した。
 第35回全国高等学校なぎなた選手権大会は、平成9年度からの全国高等学校総合体育大会参加に備えて、それと同じスタイルで実施された。時期がO−157中毒発生直後ということで懸念されたが白熱した試合は、その影を微塵も感じさせなかった。試合競技では団体の部が清教学園高校(大阪府)、個人の部が堀田淳子(香川県立琴平高校)、演技の部では沖縄県立知念高校チームが優勝した。
 第4回全国中学生なぎなた大会は、平成5年度の山形市に始まって高松市、愛知県弥富町につづいての開催で、ポスト国体として定着してきている。今年も中学生のなぎなたの競技力向上をめざし、国体開催地である福島県及び会津若松市の支援のもと猛暑の厳しい環境の下で、若い力を競い合った。  
 以上の大会の開催により、なぎなたの普及振興がより一層図られた。





日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION