■事業の内容
DHAを通じたクロアチアの地震被害に対する緊急災害援助としての資金協力。 突発的な自然災害においては、その初期段階(発生から約1週間程度)に一刻でも早く救助活動を開始すると同時に、被災状況のニーズアセスメント、当該国政府や国際機関、各国政府、現地組織の協力体制を整えることが極めて重要である。 災害発生初期には、このような活動を被災地の状況に応じ、立ちあげるための資金(2万〜5万米ドル規模)を早急に援助することで、円滑な救援活動に大きな効果をあげるとともに各国や国際機関からの援助の呼び水となり得る。 [被害の概要] ・1996年9月5、10、11、17日と立て続けに、マグニチュード4〜6の地震がクロチア国内で発生。17日現在、死傷者は確認されていないが、約2,000人が家屋を失い、インフラにも被害が出ている。また、17日の地震よって、さらに被害が拡大している模様。 ・クロアチア政府は9月12日、食料や簡易シェルターなどの救援物資の要請を含む緊急アピールを国際社会に発した。 ・DHAでは首都ザグレブの国連オフィスと協力して災害援助にあたる予定。
当会の援助金は、被災地の状況に応じ、食料や医薬品等の 緊急援助物資の購入及び諸援助機関のコーディネートに係る 活動費に充当される。
■事業の成果
|
|