■事業の内容
DHAを通じたガイアナの洪水被害に対する緊急災害援助としての資金協力。
突発的な自然災害においては、その初期段階(発生から約1週間程度)に一刻でも早く救助活動を開始すると同時に、被災状況のニーズアセスメント、当該国政府や国際機関、各国政府、現地組織の協力体制を整えることが極めて重要である。 災害発生初期には、このような活動を被災地の状況に応じ、立ちあげるための資金(2万〜5万米ドル規模)を早急に援助することで、円滑な救援活動に大きな効果をあげるとともに各国や国際機関からの援助の呼び水となり得る。 [被害の概要] ・1996年5月より現在まで、例年の雨期の2.5倍の降雨のため、ガイアナの各地で洪水が発生。少なくとも現在までに約16,500人が被災してしており、今後もまだ降雨が続くと予想され、被害が拡大する模様。 ・ガイアナ政府は、災害委員会を設置し、食料や医薬品の輸送を中心に関係機関と共同で救援活動を開始。国際社会に救援要請をアピール。 ・WHO,UNDP等国連諸機関は災害調査チームを設置し、現地への派遣をスタンバイしている。
当会の援助金は、被災地の状況に応じ、食料や医薬品等の緊急援助物資の購入及び諸援助機関のコーディネートに係る活動費に充当される。
■事業の成果
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