
■事業の内容
DHAを通じたジブチの干ばつ被害に対する緊急災害援助としての資金協力。 通常の自然災害と異なり干ばつでは、被害が長い間に蓄積し、最終段階で危機的な状況に陥る。今般、ジブチにおいては、長期にわたり続いた干ばつの結果、栄養不足と伝染病の発生等、被災者は深刻な状況に直面するなど危機に瀕しているなかで、国際社会に対する緊急災害援助要請がなされた。現段階で緊急援助があれば、現地の状況に応じて柔軟に活用でき多大な効果が期待できると同時に各国や他の国際機関からの援助を引き出す、呼び水的なものとなりうる。 [被害の概要] ・1996年2月から現地では雨が降らず、近年の少雨傾向にますます拍車がかかり、地下水が欠乏してきている。 ・約10万人の人々が影響を受けており、なかでも約5万人の食糧、水が不足している。また、ジブチの郊外の被災者が、市内に流れ込み、難民化する恐れがある。 ・WHO,UNICEF,UNDP,FAO等国連諸機関はジブチ政府と協力して干ばつの被災者のために食糧、水等の手配、運搬をしている。
当会の援助金は被災地の状況に応じて、現地もしくは近隣諸国にて調達される緊急援助物資である医薬品や食糧等の購入等に充当される予定である。
■事業の成果
|

|