日本財団 図書館


■事業の内容

DHAを通じたイエメンの洪水被害に対する緊急災害援助としての資金協力。
 突発的な自然災害においては、その初期段階(発生から約1週間程度)に一刻でも早く救助活動を開始すると同時に、被災状況のニーズアセスメント、当該国政府や国際機関、各国政府、現地組織の協力体制を整えることが極めて重要である。
 災害発生初期には、このような活動を被災地の状況に応じ、立ちあげるための資金(2万〜5万米ドル規模)を早急に援助することで、円滑な救援活動に大きな効果をあげるとともに各国や国際機関からの援助の呼び水となり得る。
  [被害の概要]
 ・1996年6月14日から大雨が3日間降り少なくとも現在までの調査で100人以上が死亡しており現在も被害は拡大中である。
・WHO,UNICEF,UNDP,FAO等国連諸機関はイエメン政府と協力して災害調査チームを設置し、現地への派遣を準備している。
 なお日本政府は支援をする方向で検討中である。
 当会の援助金は被災地の状況に応じて、現地もしくは近隣諸国にて調達される緊急援助物資である医薬品や食糧等の購入等に充当される予定である。
■事業の成果






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION