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■事業の内容

DHAを通じたモンゴルの火災被害に対する緊急災害援助としての資金協力。
突発的な自然災害においては、その初期段階(発生から約1週間程度)に一刻でも早く救助活動を開始すると同時に、被災状況のニーズアセスメント、当該国政府や国際機関、各国政府、現地組織の協力体制を整えることが極めて重要である。
 災害発生初期には、このような活動を被災地の状況に応じ、立ちあげるための資金(2万〜5万米ドル規模)を早急に援助することで、円滑な救援活動に大きな効果をあげるとともに各国や国際機関からの援助の呼び水となり得る。
  [被害の概要]
  ・1996年2月よりモンゴル国内北部で火災が発生。300万ヘクタールが焼失し、5人が死亡、16人が重傷、300人が家を無くす被害が出ている。
  ・WHO,UNICEF,UNDP,FAO等国連諸機関は災害調査チームを設置し、現地への派遣をスタンバイしている。
 なお日本政府は5月2日に閣議決定で10万米ドルの支援をする方向で検討中。
 当会の援助金は被災地の状況に応じて、現地にて調達される 緊急援助物資である毛布や耐火靴等の購入等に充当される予定である。
■事業の成果






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