■事業の内容
DHAを通じたカンボジアの洪水被害に対する緊急災害援助としての資金協力。 突発的な自然災害においては、その初期段階(発生から約1週間程度)に一刻でも早く救助活動を開始すると同時に、被災状況のニーズアセスメント、当該国政府や国際機関、各国政府、現地組織の協力体制を整えることが極めて重要である。 災害発生初期には、このような活動を被災地の状況に応じ、立ちあげるための資金(2万〜5万米ドル規模)を早急に援助することで、円滑な救援活動に大きな効果をあげるとともに各国や国際機関からの援助の呼び水となり得る。 [被害の概要] ・9月中旬にカンボジアを襲った台風により、中央、南部の各路、農耕地などにも甚大な被害が出た。また、河川の増水はいまだ治らず、新たな洪水発生の機器に面している。 ・カンボジア政府は災害対策委員会を設立し、食料や衣服等の救援物資の要請を含む緊急アピールを国際社会に発した。 ・UN/DHAは災害調査チームを設置し、救援にあたり、また、WFP、WHOが食料・医療等の援助を行っている。その他にも、カンボジア赤十字など、NGOによる救援活動も始まっている。 当会の援助金は、被災地の状況に応じ、食料や衣料品等の緊急援助物資の購入及び諸援助機関のコーディネートに係る活動費に充当される。
■事業の成果
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