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■事業の内容

DHAを通じたマラウイの洪水被害に対する緊急災害援助としての資金協力。

 突発的な自然災害においては、その初期段階(発生から約1週間程度)に一刻でも早く救助活動を開始すると同時に、被災状況のニーズアセスメント、当該国政府や国際機関、各国政府、現地組織の協力体制を整えることが極めて重要である。
 災害発生初期には、このような活動を被災地の状況に応じ、立ちあげるための資金(2万〜5万米ドル規模)を早急に援助することで、円滑な救援活動に大きな効果をあげるとともに各国や国際機関からの援助の呼び水となり得る。
[被害の概要]
   ・現在、雨期であるアフリカ南部のマラウイで、ここ数週間続いている降雨により、マラウイ南部の低地を中心に洪水が発生。マラウイ政府によれば8万世帯が被災しており、今後の降雨によっては、更に被害が拡大する模様。また、簡易シェルターや食糧、医薬品等の救援物資に対するニーズが高まっている。
   ・マラウイ政府は、災害対策委員会を開くと共に、国際社会に対して、緊急アピールを発した。
   ・DHAをはじめとした国連諸機関は、災害調整チームを結成し、被害の状況の調査を開始した。また、DHAは政府からの要請を受け、緊急援助の実施を決定した。

 当会の援助金は、被災地の状況に応じ、食料や医薬品等の 緊急援助物資の購入及び諸援助機関のコーディネートに係る 活動費に充当される。
■事業の成果






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