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2. 情報設備計画の考え方

2-1 案内域の捉え方

 

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1)ターミナル駅のパブリック・コンコースは、駅出入口で街と接点を持った連続的な移動のための空間である。
2)連続的な空間の中で部分的な範囲に限定した計画を行うと、部分相互の整合をとることが難しく、また部分の側から、一連の移動の始終点までの情報提供を保証することができない。
3)利用者の円滑な移動を確保するためには、ターミナル駅全体のパブリック・コンコースを一つの案内域とみなす視点が重要である。
4)このような捉え方によって、全域の所々に設置する各設備の情報提供における相関関係を確保し、提供する情報の連続性を保持する計画を行うことができる。

 

2-2 利用者の障害特性に対応した設備手法の考え方

 

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