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出演者紹介

 

 

アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮)

 

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サンクト・ペテルブルク(旧レニングラード〕に生まれる。レニングラード(現サンクト・ペテルブルク)音楽院で合唱指揮と作曲理論を学び、音楽院卒業後もラビノビッチ教授のマスター・クラスでオペラとシンフォニーの指揮法を学んだ。1966年、全ソ連邦指揮者コンクール第2位、68〜69年の期間はウィーン音楽院のマスター・クラスに参加、1970年にはエフゲニー・ムラヴィンスキーの副指揮者となった。その後、マールイ歌劇場管弦楽団の首席指揮者を経て、1977年からレニングラード交響楽団首席指揮者・音楽監督。ロシア国内ばかりでなく、東欧諸国をはじめ、イギリス、フランス、アメリカ合衆国、日本と広く諸外国を演奏旅行し、各地の音楽愛好家と批評家の双方から、完壁な音楽性と深く理知的な解釈とで高い評価を得ている。レパートリーは広範にわたり、グリンカ、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ボロディン、グラズノフ、ラフマニノフ、スクリャービンなどロシアの著名な作曲家作品をはじめ、古典から現代にまで至る。

 

マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)

 

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ノヴォシビルスク生まれ。5歳でノヴォシビルスク音楽院付属音楽学校に入学し、レーピンをはじめ多くの天才ヴァイオリニストを育てたザハール・ブロン教授に師事。6歳でノヴォシビルスク・フィルハーモニー交響楽団と共演し、1985年11歳の若さでヴィエニアフスキ国際コンクール・ジュニア部門で優勝。翌年旧ソヴィエト国立交響楽団(現ロシア国立交響楽団)との共演でモスクワ・デビュー。同年6月、第8回チャイコフスキー・コンクール(年齢制限で不参加)のオープニングにキーシンやレーピンと出演し大きな話題となる。90年カール・フレッシュ国際コンクール優勝、同時に6つの特別賞を独占する。同年イスラエルに移住、以後ズービン・メータ指揮イスラエル・フィル、アバド指揮ベルリン・フィル、BBC交響楽団、アムステルダム・コンセルトヘボウ管、ニューヨーク・フィルなど世界の一流オーケストラと共演し絶賛を浴びている。また90年テルデックと専属契約を結び、CDを続々と発表している。

 

曲目変更についてのお詫び

 

日本フィルのお客様へ

 

拝啓
皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
このたび、私どもの招聰いたしましたヴァイオリニスト、マキシム・ヴェンゲーロフの曲目に関しまして、当方の連絡上の不手際により、変更をせざるをえなくなりました。ここに深くお詫び申し上げます。何卒、ご了承を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
敬具
株式会社 ジャパン・アーツ

 

 

 

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