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地方だより

恒例の年末警戒『火の用心』

千葉県・鎌ケ谷市婦人防火クラブ

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当婦人防火クラブ員による年末警戎『火の用心』の地域巡回を昭和54年から毎年続けています。
家庭の主婦にとって、最も忙しい時期、また寒い時期ではあるが、放火魔にその気にさせないよう皆んなで協力しあって「家の回りの整理・整頓、火の用心」と呼び掛け、地域巡回を実施しています。
当市は、新住民も多く、地域巡回の「火の用心」の呼び掛け等を聞いて、クラブ員となってくれる人もあり、また地域にも感謝されています。巡回前に、必ず火災の現況説明等を当該地域の会長から行っており、クラブ員も知識の習得と親睦を兼ね、実際に地域を拍子木を叩きながら声を出して歩くと、今まで以上に防火に対する認識を実感したと間きます。
企画している当婦人防火クラブとしても大変喜ばしいことで、『自分達の地域は、自分達で守る』を合い言葉に、今後も折にふれ防火の輪を広げ、活動を続けていきたいと考えています。

 

幼年消防10周年記念大会

宮崎県・都城地区(組)
「秋季全国火災予防運動」にあわせて、11月11日都城市の市民会館で「都城地区幼年消防クラブ結成10周年記念大会」が行われました。
昭和62年10月、市内3保育園の計240名でスタートしたものですが、今では管内44保育園計3,226名に増加しました。
大会当日は年長組約1,000名が参加し、10年目を迎えた3保育園を表彰したあと、全員で「私たちは守ります…火の用心」と三つの防火のちかいをしました。
式典のあと、都城市消防団ラッパ隊10名のオリジナル曲の演奏がはじまると、ラッパと太鼓の迫力にクラブ員達は、身動きひとつしないで聞き入っていました。
続いて行われた劇団「わらび座」の民ミュージカルでは、主人公の活躍に会場を埋め尽くしたクラブ員が騒然となるなど、公演に熱中しました。最後に、21世紀の防火のリーダーの卵たちが更に大きな防火の輪を作ることを約束して大会を終わりました。

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