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地方だより

火災予防は主婦の手で

第10回婦人防火研修会
宮城県・岩沼市(本)

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岩沼市民会館大ホールで、婦人防火クラブ員約1,000名が参加し、防火研修会が開かれました。
この研修会は、防火クラブ員の防火思想の普及・啓蒙を目的として毎年行っているものです。
研修会は、午前中防火・防災に関する講演、防火クラブ員による体験発表、小学生の防火作文の発表等火災予防に対する知識の習得を目的として行われました。
午後からは、防火クラブ員による踊り、ダンス等のアトラクションを楽しみ、最後に参加者全員が「自分たちの地域から火災を出さない・自分たちの地域は自分たちで守る」の力強い防火宣言を行い、防火を誓いながら終了しました。
日頃は、地区単位で防火活動を実施していますが、毎年行われるこの研修会を介して、クラブ員達は「火災予防は主婦の手で・みんなで防火の輪を広げよう!」と心を新たにし、大変有意義な研修会となりました。

チビッコ消防士防火を呼びかける

幼年消防クラブ防火パレード
兵庫県・揖南(事)
当消防本部管内の幼年消防クラブ(9クラブ)は毎年、火災予防連動週間にちなんで、町ごとに分かれて防火パレードを実施しています。
本年は、全ての幼年消防クラブ(395名)が参加。各クラブ員は、揃いの防火ハッピを着て、『みんなで広げよう防火・防災の輪』の看板を先頭に、“火の用心”の歌にあわせて拍子木をたたきながら、また、鼓隊演奏しながら、消防本部マスコットのボーサイ君たちと町の皆さんに火災予防を呼びかけました。クラブ員たちのかわいい呼びかけに、玄関先に出てきて声援を清くる人や、応援に駆けつけた保護者の皆さんで沿道がうまり、にぎやかなパレードとなりました。

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終点では、“火の用心”の文字を完成させるパズルあわせや、救助工作卓との綱引き、和太鼓、鼓隊など各クラブごとにまたクラブ員全員で協力し合って様々な演技を披露し、集まった人々から大きな拍手をもらいました。その後「町の安全をいつも守ってくださってありがとう」と各クラブの代表が町長や消防長、消防団長に花束を贈り、クラブ員全員で「火遊びは、しません」と誓い合いました。

 

 

 

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