平成8年度社会貢献者表彰

（財）日本顕彰会では、よりよき社会の建設と、明るい日本の未来を開くため社会に著しく貢献し、人命救助等の社会貢献のあった個人または団体に対して毎年表彰することとしております。

この表彰は、特にそれぞれの地域においてボランティア精神を発揮されて社会福祉の向上や青少年の指導育成、地域社会の振興等、明るく住み良い社会の実現に尽力された方々に重点がおかれております。

今年度の社会貢献者の表彰式は、去る11月12日、東京全日空ホテルにおいて、常陸宮殿下、同妃殿下のご臨席を仰いで、盛大に行われました。

この表彰式において、私たちの仲間である伊丹季枝さん（徳島県婦人防火クラブ連合会副会長）が、多年にわたり地域の災害の防止、火災予防の思想の普及に優れた成果をあげ、地域の安全等社会福祉の増進に大きく寄与されたことを認められ、表彰されました。

地方だより

幼年消防クラブ員による町内防火パレード

奈良県・西和（組）

当本部では、平成8年9月23日（秋分の日）管内の王寺町に坊いて開催された「夢おこし王寺ベルフェスタ’96」に同町内にある黎明保育園・片岡の里保育園の両幼年消防クラブが参加しました。

このイベントは毎年町内の繁華街を繰り歩くパレードやいかだ下り、24時間リレーマラソンなど多彩な行事が繰り広げられております。今年パレードに参加した両幼年消防クラブ員は、クマとネズミの着くるみを先頭に、防火法被を身にまとい、両クラブ員総勢43名と当消防本部職員が一体となって年長組は防火みこしを担ぎ、年中組は拍子木を打ちながら「火の用心！ワッショイ！ワッショイ！」と大きな掛け声で同町内の繁華街を中心にメイン会場まで約2キロメートルにわたってパレードを行い、『防火』を呼びかけました。

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